就労継続支援A型(雇用型)

働きながら一般企業への就職をめざすサービス

就労継続支援A型は、障害や難病のある方が、雇用契約を結んだ上で一定の支援がある職場で働くことができる福祉サービスです。障害や病気に理解のある職場スタッフがサポートしてくれるので、安定的な就労が期待できます。このサービスを通じて一般就労に必要な知識や能力が高まった方は、最終的には一般就労への移行をめざします。利用期間の制限はありません。最低賃金額以上の給料が支払われます。

対象となる方

企業などに就労することが困難な方であって、雇用契約に基づき、継続的に就労することが可能な18歳以上65歳未満の方(利用開始時65歳未満の方)。具体的には次のような例が挙げられます。

  • 就労経験があるが、現在は働いていない方
  • 就労移行支援サービスや特別支援学校での就職活動を経たが、雇用に結びつかなかった方


京都黄金薬味プロジェクト

当事業所では京都株式会社様と連携をとり、黄金薬味の原料となる農産物の生産・選別・加工を行っております。

 具体的にはニンニク、山椒、唐辛子、からし菜などを地域住民と連携して栽培しており、その播種・収穫作業、選別作業から醤油漬けなどの加工作業をしています。


本プロジェクトは京丹後地域を中心として農業生産者・福祉・学生・自治体・老舗産業・地域住民の連携を構築するモデル事業で、地域ブランドとなる京都『黄金薬味®』の生産から加工・販売・ブランド構築をおこない、地域活性化にチャレンジしています。


連携体制

:農業者、新規就農者

:NPOに従事する就労支援者

:地域の製造業者・商業者(醤油・味噌などの老舗)

:京都府庁、京丹後市

:龍谷大学政策学部、青山学院大学、学生起業者

:地域住民(高齢者、シングルマザー、IUターン者)

社会共生(SDGs)

耕作放棄地対策:住民活動

本事業はじめることにより、区が先頭にたち地域の高齢者が若者と一緒に耕作放棄地を耕す地域活動がはじまりました。

就労支援活動:観光対策

農業と福祉の連携により、就労支援者の生活基盤と自己実現をする場をつくる。耕作放棄地をからし菜畑に変え、鉄道から一面の菜の花が見えるようにする。今後地域活動へひろげる。

大学生のフィールドワーク(課題解決学習)

自分達で考え、問題を解決するために行動する。現実的にどうすればよいのか、地域の人々を意見を出し合い、実行に移していくことで社会能力を高め、リーダーシップを学ぶ。